導入されることがアナウンスされているモバイルファーストインデックス(MFI)。
インデックス対象がPC用のページからモバイル用のページへと切り替わる大きな変更です。
その1番の関心事はやはり検索順位の変動。今まで評価されていた記事の検索順位が大きく下がる可能性もあります。また、画像にaltを設定していないことで悩んでいる方も少なくないでしょう。
モバイルファーストインデックスで検索順位が下がるサイト、記事
先述の通り、モバイルファーストインデックスは、「モバイル向けに生成されたページ」の質で検索順位が左右される仕組みです。
つまり、検索順位が下がるのは、下記のようなサイトや記事だと考えられます。
- PC用ページとモバイル用ページの構成が全然違う(モバイル用ではページを分割している、一部のコンテンツを隠している…など)
- PC用ページとモバイル用ページのURLが違う(リダイレクトなし)
- そもそもモバイル用のページがない
今は多くのサイトがレスポンシブデザイン、モバイルファーストなデザインを採用しているので、そういったサイトであれば、モバイルファーストインデックスになっても問題ないでしょう。
WordPressサイトなどは、レスポンシブデザインじゃないテーマを探す方が難しいので、気にする必要はありませんよ。
※もっと詳しく知りたい方は、下記のページがおすすめです。
参考Google、モバイルファーストインデックスの導入予定を正式発表。スマホ向けページを検索の評価対象に。SEOへの影響は?
画像にalt属性がないとどうなる?
こちらも海外SEO情報ブログさんの記事ですが、「PCページではalt属性があるのに、モバイルページにはない」というサイトや記事がたくさんあるそうです。
参考モバイル向けページの画像にはalt属性を必ず設定すること。MFIへの切り替えで検索順位に悪影響が出る可能性あり
画像が表示されない時に代わりに表示されるテキストがこの「alt」の値ですが、PCページにあってモバイルページにないのであれば当然悪影響が出ますよね。
これはalt属性に限った話ではありませんが、altの値は画像検索にも使われ、SEO効果もあると言われているので、特にその影響が大きいのでしょう。
ただ、はてなやライブドアブログなどはわかりませんが、WordPressサイトであればこの心配をする必要はありません。画像の構成はPCページもモバイルページも同じです。
WordPressの画像にalt属性が自動で挿入されなくなった
補足ですが、WordPress4.6までは、画像のファイル名が自動でaltの値に設定されていたようですが、4.7からはその機能が無効になったようです。(それまでに公開された記事の画像のaltには影響なし)
ですので、画像をアップロードする時、記事に画像を追加する時に、代替テキストを個別に入力しなければaltの値には何もセットされません。
ただ、値が空でもalt属性はありますし、これまでも代替テキストを入力していないのであれば良くも悪くも評価は変わらないので、心配する必要はありません。
まとめ
「なんか、大きな変更あるの!?ヤバイ、どうしよう…!」と焦っている方もいるかもしれませんが、スマホに対応していて、デバイスによって構成が大きく変わらなければ気にすることはありませんよ。
以上、ご参考までに!(`・ω・´)ゞ