「ブログ書きたい!」と思った時のよくある悩みの1つに「ブログのタイプをどうするか?」というものがあります。
基本的には、
- ジャンル・カテゴリを1つに決めずにどんな記事でも書く「雑記ブログ」
- 特定のジャンル・カテゴリの記事だけ書く「特化ブログ」
の2つにわかれるのですが、「自分はどっちを選べばいいんだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
それぞれのメリット・デメリット
雑記ブログにも、特化ブログにも、それぞれメリットがあり、一方のメリットはもう一方のデメリットです。
雑記ブログの主なメリット
- どんなネタでも記事が書ける
- ターゲット層が幅広い
- 複数サイトを運営する必要がない
「何か違う記事を書きたい!」と思った時に、特化ブログであればもう1つサイトを立ち上げる必要がありますが、雑記ブログはその手間がかからないのが大きなメリットですね。
特化ブログの主なメリット
- ブランディングがしやすい
- 収益化がしやすい(稼ぎやすい)
- SEO対策がしやすい
- 回遊率が高め
「この情報を調べるならあのサイトだな」と思ってもらえるのが特化ブログの大きな魅力。
サイト内の記事すべてが関連記事なので、必然的に他の記事を見てもらえる機会も増え、回遊率は高くなります。
どちらを選べばいいかの基準
雑記ブログと特化ブログ、どちらを選べばいいかの基準はいくつかありますが、大きなポイントは2つです。
書きたいものが決まっているか(ターゲット層が明確か)
ネタはその都度決める、書きたいものを書く…という場合は、断然「雑記ブログ」です。
当サイトもいわゆる雑記タイプですが、カテゴリを見てもらえればわかるように、かなり幅広いテーマで記事を書いています。
逆に、「料理関係の記事しか書かない!」と決めているなら「特化ブログ」です。
基本的に料理関係の情報を求めている人にしか訴求できませんが、狭く深く訴求することができます。
PV数と収益のどちらが重要か
PV数を増やす場合は「雑記ブログ」、収益を増やす場合は「特化ブログ」がおすすめです。
もちろん、PV数が多ければ単純に収益も増えるんですが、「収益性」という意味では特化ブログの方が優秀なんです。
雑記ブログの場合、Googleアドセンスを上手く活用し、記事内に適切にアフィリエイトリンクを貼らなければ稼げませんが、特化ブログは違います。
サイト内の記事がすべて同じカテゴリに属しているため、読者層は同じ。つまり、アドセンスのリターゲティング広告に頼る必要がありません。バナーをベタ貼りしても効果があります。
例えば、料理関連のブログであれば、
- 美味しい食材が買えるネットスーパー
- 貴重な調味料が買えるECサイト
- ご飯が美味しく炊ける炊飯器の販売サイト
などのバナーが親和性が高いでしょうか。
ここら辺の話は別記事にもまとめているので良かったらどうぞ。
雑記ブログはカテゴライズが重要
雑記ブログは幅広い層のユーザーに読んでもらえますが、その分回遊率が低くなる傾向にあります。
美味しいハンバーグの作り方を調べにきたのに、WordPressのカスタマイズ記事とかあっても読みませんからね。
そこで必ずやるべきなのが「カテゴライズ」。カテゴリ毎に記事をわけることです。
- 料理関連の記事は「料理」カテゴリに
- WordPress関連の記事は「WordPress」カテゴリに
しっかりと紐付けるようにしましょう。もちろん、さらに細分化するのも効果的です。
このカテゴライズをしっかりやることで、雑記ブログが「複数の特化ブログが集合した総合WEBサイト」になります。
まとめ
特化ブログから雑記ブログへ変更することもできますし、その逆も然りなので、正直そこまで難しく考える必要はありません。
ただ、どちらを選ぶにしても、サイトのコンセプトや方向性を最初の段階で明確にした方がやりやすいので、「自分が何をしたいのか」を一度考えてみてはいかがでしょうか?