「WordPressに最適化」って言われても、なんかエックスサーバーより魅力を感じないんだよなー
と、WordPressサイトを運営しているのにも関わらず「wpX」を使わず嫌いしていたんですが、実はこの度、wpXレンタルサーバーへ引っ越しました!
「物は試しで…」と、契約するつもりは全然なかったんですが、「エックスサーバーから移転しようかな!」と思えた魅力やメリットがいくつかあったからです。
今回は、そのwpXレンタルサーバーの魅力をエックスサーバー(X10)と比較しながらご紹介します!
キャッシュプラグインが不要
- W3 Total Cache
- WP Fastest Cache
などのプラグインを使っている方も多いと思いますが、wpXではレンタルサーバー側でキャッシュ処理をしてくれるのでキャッシュプラグインが必要ありません。
キャッシュプラグインは便利な反面、画面が真っ白になったり管理画面が重くなったりするので、個人的にはこれが最も大きな魅力ですね。
ブラウザキャッシュには未対応
ちなみに、ブラウザキャッシュ(データベースキャッシュも?)には対応していないので、必要な場合は.htaccessに処理を記述する必要があります。
ただ、「wpX側でできるのにあえてしていないこと」でもあるので、安易に導入しなくても良いのかな〜と個人的には思っています。
(実際にメリットばかりではありませんからね)
どうしても導入したい場合は「mod_expires ブラウザキャッシュ」と検索してみてくださいね。
大量アクセスに耐えられる
エックスサーバーも安定感抜群ですが、wpXではさらに「大量アクセスが発生する場合」でも安定感が抜群とのこと。
完全に WordPress に特化したシステム構造で、大量アクセスが発生する状況でも、WordPress を高速、安定的にご利用いただくことを目的としたサービスです。
(中略)
wpXの強みをより感じていただけるのは、突発的、もしくは恒常的にアクセスが多数発生する WoredPress サイトかと思います。
今のところ、この負荷耐性を実感していませんが、社長がそう言っているのであれば間違いないかと。
(引用元はエックスサーバー株式会社の社長ブログです)
MySQLデータベースのダウンロードが無料
エックスサーバーでは有料ですが、wpXは記事データなどが保存されているMySQLデータベース14日分を無料でダウンロード・復元できます。
- 記事データ
- メタ情報
などの重要なデータが格納されているので、「大切な記事を完全に削除しちゃった…」なんて場合でも安心です。
一方、前日分であればホームディレクトリ以下のファイル(画像やテーマなど)をダウンロードできるエックスサーバーと違い、wpXはすべて有料でのダウンロードになります。
まあ、どちらも重要なファイルなので、エックスサーバーを使うにしてもwpXを使うにしても、基本的には「BackWpUp」などのバックアッププラグインが必須かもしれませんね。
ドメイン無料などのキャンペーンはない
エックスサーバーではドメイン無料などのキャンペーンを定期的にやりますが、wpXにはそういったキャンペーンがありません。
ドメイン代なので年間で数百円〜1000円程度お得になるレベルですが、サーバー契約中はずっと無料なのでここら辺はエックスサーバーに分がありますね。
ただ、なぜwpXで同じようなキャンペーンをやらないのかは不思議なところです。
シックスコアでさえたまにキャンペーンやってますからね。
まとめ
- WordPress自動インストール機能
- 独自SSL(https://〜)無料
- サイト表示の高速化
- 抜群の安定感
- マルチドメイン対応
など、他にも共通の機能がいくつかあり、エックスサーバーを選んでも、wpXレンタルサーバーを選んでも、正直そこまで大差はありません。
実際に当サイトは両方のレンタルサーバーで稼働してましたが、目に見える改善も改悪もありませんでした。
ただ、
- 突発的にやってくる大量アクセスに耐えられる負荷耐性
- レンタルサーバー側での最適化(キャッシュ処理など)
あたりはやはり魅力的なので、WordPressサイトの運営であればwpXレンタルサーバーをおすすめしたいところですね:)