音楽や動画を制作するアーティストにとって、作品を作るのと同じくらい重要なのが作品を知ってもらうこと。
どれだけ素晴らしい作品だとしても、誰にも知られていなければ価値は生まれないからです。
そこで用意したいのが自分の作品を発信するための「ポートフォリオサイト」。
作品を紹介するサービスはいくつもありますが、WEBサイトなら自分のカラーを前面に打ち出せて差別化が図れます。
今回はそのポートフォリオサイトの作り方をご紹介するので、自分の作品を発信したい方に参考にしていただければと思います。
※ポートフォリオ制作のサポートもしています。詳細はこちらのページをご覧ください。
必要なもの
ポートフォリオサイトは「WEBサイト」なので、アメブロやはてなブログなどのブログサービスを利用してもいいのですが、「THEブログ」というイメージが強いので、いわゆる「ホームページ」が作れるサービスを利用するのがベター。
そのサービスでよく使われているのが「WordPress(ワードプレス)」で、当サイトもWordPressで運営しています。
用意するのは以下の3点。
- 独自ドメイン
- レンタルサーバー
- テーマファイル(テンプレート)
難しいと思うかもしれませんが、音楽や動画を作ることに比べれば大したことはありません。
パソコンがちょっと操作できるレベルであれば簡単に作れます。
ポートフォリオサイトの制作手順
では、どのようにポートフォリオを制作するのか手順をご紹介します。
独自ドメイン取得
- ◯◯.com
- ◯◯.net
- ◯◯.jp
など、自分だけの「独自ドメイン」を取得します。
あなたが「佐藤拓也」さんなら「satoutakuya.com」にしてもいいですし、わかりやすいように「music-portfolio.site」にしてもいいと思います。
料金はピンキリですが、安いものなら年間で数百円、一般的な「.com」でも年間で1,000円前後と、維持費はかなり安いです。
お名前.comで取得するのが一般的です。
レンタルサーバー契約
ドメイン取得後でも取得前でもいいですが、「レンタルサーバー」というWEBサイトを運営する場所を用意します。
主要なレンタルサーバーであればWordPressを自動でインストールしてくれる機能があるのでどこを選んでもいいのですが、コスパで選ぶならエックスサーバーがおすすめです。
中級者以上のサーバーと言われていますが、
- 安定感抜群(サーバーがダウンしづらい)
- 複数のサイトを運営可能
- 独自SSLが無料
といったメリットがあるので、安いレンタルサーバーから移転する時の手間やリスクを考えると初めからエックスサーバーを選んだ方が無難です。
タイミングによっては、ドメイン取得・更新が無料になったり、初期費用が安くなるキャンペーンもやっているので、まずはレンタルサーバーを契約した方が良いかもしれませんね。
また、10日間の無料お試し期間もあります。
「4536」のインストール
ドメイン取得、レンタルサーバー契約、WordPress自動インストールまで終わったら、テーマ(テンプレート)をインストールします。
WordPressテーマにもいくつか種類がありますが、ぜひ「4536」というテーマをインストールしてみてください。
実はこれ僕が開発しているテーマで、他のテーマとは違い音楽や動画を気軽に発信できるように設計されています。
デモサイトはこちら。
インストール方法などのマニュアルは同名のサイトに用意しており、ダウンロードは無料です。
まとめ
このようにポートフォリオサイトを作ることで、作品を知ってもらうだけでなく、他のアーティストやファンとのつながりができたり、サイト運営で収益を得ることも可能です。
また、すでにYouTubeやSoundCloudなどで作品を発信している場合、それをWEBサイトのコンテンツにすることでより多くの方に届けることができます。
アーティストもWEBサイトを持つべき時代だと思っているので、この記事がその手助けになれば嬉しいです:)