「何度も言いますが、本気でやるなら1日に最低4本はブログ更新しなきゃ話になんないっすよ」
これは、ブロガーのトップに君臨するイケダハヤトさんが何度も何度も言ってる言葉ですが、この言葉の意味を本当に理解している人がどれだけいるでしょうか?
僕は、この言葉を額面通りに受け取っているわけではないし、他の多くのプロブロガーも毎日これだけの記事を書いてはいません。
では、これはただ「煽っている言葉」なんでしょうか?いいえ、ケフィアです。
たくさん失敗してください
イケダハヤトさんが何度も「ブログをたくさん更新しろ」という理由。
そして、その言葉の意味。それは極めてシンプルです。
「たくさん失敗するから」
- ブログのネタがない
- なんか書く気にならない
- 俺なんかがこんなこと書いていいのかな
- 私のブログなんて誰も読んでないし
こんなこと思ってもいいから、とにかく書きましょう。
書くべきです。書かなきゃ始まりません。失敗しましょう。
「ブログをたくさん更新するのは数撃ちゃ当たるから」と思っている方もいる方もいるかもしれませんが、少しニュアンスが違います。
あなたが実感すべきことは、「あ、適当に撃ったら当たっちゃった♪」ではなく、「89発外したけど、90発目くらいから的に当たるようになってきたなぁ」です。
成功しやすい人ではなく、失敗に気づきやすい人
たくさん失敗すると、誰でも考えます。
「100発弾があるから、全部適当に撃っちゃえ〜」なんて人はいません。
- どうすれば的に当たるようになるのかな?
- なんで今まで的から外れてたのかな?
- 銃が悪いのかな?
- 撃ち方が悪いのかな?
このように、たくさん失敗した後には必ず「成功体験を得ようとする時間」がやってきます。必ずやってきます。
つまり、PDCAサイクルを自分で回せない人でも、強制的にサイクルを回せるようになります。これが非常に重要です。
「初めて銃を持つけど、百発百中で的の中心に弾を当てることができる」という人はほとんどいません。
- 以前にも銃を持ったことがある
- 何度か撃っているうちに、的に当たらない原因がわかった
だいたいこういう人です。
成功しやすい人ではなく「失敗に気づきやすい」人です。
「140文字の100本の記事」VS「14,000文字の1本の記事」
極論ですが、100日で下記の2つの方法でブログを更新するとします。
- 140文字の100本の記事
- 14,000文字の1本の記事
この場合、初心者が選ばなければいけない方法は、言わずもがな「140文字の100本の記事を1日1本書く」ことです。きっと、たくさんの失敗をすることでしょう。
- 70本記事書いてみたけど、60本の記事はまったく検索流入ないなー
- 140文字のブログって内容薄くないかな?
- 私が得意なジャンルってこれかもしれない!
- ちょっと書き方うざいかな?
何度も言いますが、この「失敗をたくさんできる」ことがポイントです。
失敗のモデルが多ければ多いほど改善しやすくなります。
「何の知識も経験もない初心者ブロガー」が一本の記事のために長時間かけるメリットはそこまで大きくありません。
まとめ
僕は、たくさんの失敗を経験し、今もこうしてブログを書いています。記事は400記事を超えました。
たかが400記事、されど400記事。きっと、意識的に更新しようと思わなければ、その半分くらいの記事しか更新できていなかったでしょう。
あなたが「豊富な知識・経験がある初心者ブロガー」であれば話は別ですが、多くの人が知識も経験もないブロガーです。
失敗しないためにああだこうだ考えながらブログを書くんじゃなくて、たくさん失敗するためにたくさん記事を書きましょう。南無三。
おかげで最近もこんな発見をしましたよ!