先日、「エックスサーバー」で運営している当サイトで503エラーが発生してしまいました。
503エラーは通常はアクセス過多で発生するエラーなんですが、そのような形跡もなかったため、エックスサーバーに問い合わせたところ、エックスサーバーではなく当サイトに原因があると指摘を受けました。
当サイトの環境から考えられる原因を列挙してもらい、それと同時に解決方法も提示されたんですが、その中で「えっ!?」と思ったのが、WordPress Popular Postsを使わない方が良いというアドバイス。
なんでも、サーバーにかなり負荷がかかり、また、当サイトで使っているキャッシュプラグインの「W3 Total Cashe」との相性が悪いらしいんです。
そこで紹介してもらったのが「Simple GA Ranking」という他の人気記事表示プラグイン。
WordPress Popular Postsに比べて導入は面倒ですが、今回は手順を詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしていただければと思います!
設定方法
まず、「Simple GA Ranking」で検索し、プラグインをインストール&有効化。
有効化直後、こちらの画面になるので「setting panel」をクリック。
「Google API Console」をクリック。
「その他の一般的なAPI」の項目の中にある「Analytics API」をクリック。
アラートが表示されるので、「プロジェクトを作成」をクリック。
プロジェクト名を適当に入力し、「作成」をクリック。
Analytics APIを有効にします。
「認証情報を作成」をクリック。
手順をスキップして、「クライアントID」をクリック。
「同意画面を設定」をクリック。
「ユーザーに表示するサービス名」を適当に入力し、保存します。
WordPressの管理画面に戻り、「コールバックURL」をコピー。
「承認済みのリダイレクトURI」の入力欄に先ほどコピーしたURLを貼り付けて、「作成」をクリック。
- クライアントID
- クライアント シークレット
をそれぞれコピー。
- クライアントIDは「クライアントID」の入力欄に
- クライアント シークレットは「コンシューマーシークレット」の入力欄に
それぞれ貼り付け、「トークンを取得」をクリック。
Googleアナリティクスのデータ表示を許可します。
アナリティクスのデータを利用するアカウントを選択し、保存。以上で設定は完了です!
使い方(表示方法)
- プラグイン独自の関数
- ウィジェット
- ショートコード
と、Simple GA Rankingは3つの方法で人気記事を表示することが可能で、デフォルトでは上位の10記事がテキストリンク形式で表示されます。
1番簡単なのはやはりウィジェットで表示すること。任意のウィジェットエリアにSimple GA Rankingのウィジェットを追加するだけでOKです。
各種設定
管理画面の「設定」項目に、
- Simple GA Ranking
- Analytics設定
の2つが追加されますが、主に使うのはSimple GA Rankingの方です。
- 何日前までのアナリティクスのデータを利用するか(1を選ぶと前日分、7を選ぶと1週間分…と、自由に変更可)
- 表示数(上位何記事まで表示するか)
をそれぞれ選べます。
サムネイルの表示
デフォルトではサムネイルがありませんが、ほぼコピペで表示する簡単な方法があります。
記事の除外・絞り込み
WordPress Popular Postsのように、記事の除外(や絞り込み)もできます。
まとめ
WordPress Popular Postsの方が使い方は簡単なんですが、Googleアナリティクスを使っていないサイト運営者も少ないはずなので、同じことができるならSiple GA Rankingを使った方がいいと思います。
- サーバーに負荷もかけない
- 他のプラグインとの相性が良い
- 拡張性バツグン
など、WordPress Popular Postsから乗り換える理由はたくさんあるので、気になった方は今回の記事を参考に導入してみてはいかがでしょうか?
参考【WordPress】サーバ負荷が軽い「Simple GA Ranking」プラグインで人気記事ランキングを表示する方法