ちょっと前に、自作のWordPressテーマの見直しをしたんですが、その時に構造化データでエラーが発生していることに気が付きました。
サーチコンソールにはエラーの報告がなかったので気づかなかったんですが、構造化データテストツールではエラーが表示されていたんです。
脱SEOプラグイン!と、All in One SEO Packの主要機能をテーマ内に実装しているんですが、その中の1つが、上記の構造化データ、Scheme.orgのマークアップで、そこでエラーが発生していたようです。
そこで、どうやってエラーを修正すればいいのか調べたところ、色々とわかったことがあったので、まとめてみます。
エラーは無視してOK?
まず、この構造化データのエラーは無視してOKのようです。
構造化データのエラーが、Googleのクロールやインデックス、ランキングに悪影響を与えることは通常はありません。そのまま放置して無視してかまいません。
よく考えると、All in One SEO Packの「Schema.orgのマークアップを使用」にチェックを入れた場合、デフォルトでエラーが発生するので、無視してOKというのは納得です。
All in One SEO Packは、
- 記事→Article
- それ以外のページ→WebSite
と、それぞれhtmlタグにitemtypeを付与するので、記事の場合、どうしても「〇〇の値が必須です」というエラーが表示されますからね。
そのエラーを修正するためにはHTMLを修正しなければいけないので、多くのサイトが構造化データエラーの状態と言っても過言ではないでしょう。
SEOに不利?
先述の通り、エラーが発生してSEOで不利になるのであれば、SEOプラグインにそもそもそんな設定を用意しないはずなので、悪影響はないはずです。(将来的にはどうかわかりませんが)
当サイトも、ずっと構造化データエラー状態で運営していましたし、執筆時点でもエラーが発生していますが、それが検索順位に直接影響を与えているとは到底思えません。
逆に、エラーをいくつか修正しましたが、それがきっかけで検索順位が上がったという事実もありません。
そういったこともあり、エラーの修正方法がわからなければ無視するのがベターですし、躍起になって解決するものでもないと思います。
構造化データの修正方法
- 構造化データテストツールで自分のサイトの記事をチェックする
- 「〇〇フィールドの値は必須です」の部分を追加でマークアップする
という流れで修正にあたりますが、実は、itemtypeの値によってマークアップの仕方が違うので、一概に「これで解決!」とは言えません。
ですので、共通の解決策は、構造化データ マークアップ支援ツールの活用になるでしょうか。構造化データがよくわからなくても直感的に使えると思います。
まとめ
膨大なアクセス数を誇る人気サイトでも、エラーを放置していたり、そもそも構造化データを使っていなかったりするので、本当に気にしなくてもいいと思います。
最近は、検索順位の大変動もよくあるみたいですからね。何が原因かを冷静に考えるのも良いかもしれません。
以上、ご参考までに!