気軽にWordPressカスタマイズするために知っておくと良いこと

豆知識 By シェフ

「必ずバックアップを取ってからお試しください!」

こんなこと言われたら誰だって怖いですよね〜。

たまに「コードをいじるのが怖いのでプラグインを使うことにしました!」みたいなブログを見かけることがあるので、WordPressのカスタマイズってそんなに怖いものじゃないんだよ〜ということをお話ししようとかと思います。



実は「画面真っ白」になることはほぼない

今回の記事で真っ先にお伝えしたいんですが、実はWordPressでのカスタマイズでエラーになることってほぼないんですよ。

というのも、いつから採用されたか忘れましたが、管理画面からコードを編集してエラーがある場合は保存されない仕組みになっているからです。

さらに、どこの箇所にエラーがあるのも教えてくれます。

例えば、こちらはコンタクトフォームの右下のロゴを該当ページ以外で非表示にするコードなんですが、add_action関数の最後のセミコロンがありません。

関数の最後のセミコロンがないから本来はエラー
関数の最後のセミコンがない

これをそのまま保存すると、本来はエラーが発生して画面が真っ白になるんですが、コードエディターであるCodeMirrorがエラーを検知してくれます。

CodeMirrorがエラー箇所を教えてくれる
エラー箇所を教えてくれる

もちろん、この状態だといくら保存ボタンを押しても保存されませんし、そのままリロードすると元の状態に戻ります。

ちなみに、このCodeMirrorはテーマカスタマイザー(外観→カスタマイズの画面)内の追加CSSや、ウィジェットなんかでも採用されています。

時期バージョンから画面真っ白の可能性がほぼ0に

現状でも「画面真っ白で頭も真っ白!」な事態に直面することはほぼありませんが、時期バージョンではさらに安全になります。

WordPress 5.1から「死のホワイトスクリーン」回避か

※当初はWordPress5.1で実装される予定でしたが、先送りになっています。

WordPressテーマやプラグインの開発者は別として、これらの理由から、もはやカスタマイズはFTPソフトを使わずに管理画面から気軽にしても良いのではないかと思います。

(むしろ今はFTPソフトを使ってカスタマイズした方がリスキーです)

バックアップすればノーリスク

WordPress運営においてバックアップの重要性は語るまでもないですが、バックアップさえしていればカスタマイズは「ノーリスク」です。

なぜなら、カスタマイズをする上で最も怖いのは「元の状態に戻せなくなること」なので、バックアップさえしていればそのトラブルを避けられるからです。

今は「UpdraftPlus」のようなバックアップファイルから簡単に復元できるようなプラグインもありますし、様々な解説記事もあるので、バックアップさえしていれば怖いものなしです。

壊滅的な被害は基本ない

カスタマイズしたことで取り返しがつかなくなり、画面が真っ白、さらにファイルも壊れて、あーもう…みたいな事態を恐れている人が割と多い気がするんですが、そんな壊滅的な被害になることは基本ありません。

例えば、セミコロン(;)がなかったり、アンダーラインがハイフンになっていたり、そんな些細なことでプログラムは動かなくなるものなので、その「些細なエラー」さえ解消すればいいだけの話です。

もちろん、コピペしたのが悪意あるプログラム(例えば重要なデータベースを削除するものだったり)であれば話は別ですが、それは先ほどの「バックアップファイル」があれば大丈夫です。

HTMLやCSSの編集は怖くない

WordPressのカスタマイズというと、「WordPressを何かしら編集する」と考えてしまうと思いますが、WordPressはHTML、CSS、PHP、JavaScript…など、色々なプログラミング言語で構成されているので、何をどうカスタマイズするのかによって影響の度合いは大きく異なります。

例えば、文字の色を変えたり、見出しをおしゃれにしたりといったことは基本的に「CSS」の領域なんですが、このCSSは「見た目」に影響するだけなので、プログラム的にはほぼ害がありません。

また、HTMLもそこまで深刻な問題にはなりません。

例えば、<div id="wrap"><p>text</div>のように閉じタグを忘れても、ブラウザ側でそっと修正してくれるので、基本的に正常に表示されます。

(大手メディアや有名な個人ブログでもこういったミスってよくあるんですよ)

そういった理由から、リストデザインや見出しのカスタマイズに関しては必要以上に怖がることはありません。

一方、PHPなどのカスタマイズに関しては、先ほどお話ししたようにセミコロンを忘れただけでも画面が真っ白になるなどサイトに直接的な影響があります。

よくあるのがfunctions.phpの編集ですね。

しっかりとFTPソフトを使って編集すると、しっかりとエラーになるので、不真面目に管理画面から編集することをおすすめします。

コアファイルのカスタマイズは基本しない

カスタマイズは基本「子テーマ」に対して行いますが、親テーマはまだしも、WordPressのコアファイルを直接編集するのはご法度です。

確かに、コアファイルを編集した方が楽ですよ。

僕もコアファイルに対して「ここをこうした方がいいのに…」と思うことはよくあります。

ただ、コアファイルを編集したところで「その場しのぎ」にしかなりませんし、セキュリティ的な懸念もあります。

そもそも、そういった事態を防ぐためにフィルターフックやアクションフックがあるので、それを積極的に活用するのがベストな方法だと思います。

フィルターフック一覧

アクションフック一覧

カスタマイズはもっと「気軽」にしよう

「見出しがオシャレになった!」

「サイトが速くなった!」

という感動を僕ら開発者はクリック一発で実現しようとしますが、やりたいこと、実現したいことって人それぞれなので、カスタマイズはもっと気軽(気楽)にしてもいいと思うんです。

あなたもこの機会にカスタマイズデビューしてみませんか?


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シェフ

このサイト「Fantastech」を運営している人。WordPressテーマ「4536」の開発中にインプットした情報などを発信中。お仕事のご依頼については「Shinobi Works」までどうぞ