WordPressでサイト運営を始めたばかりの頃とは違い、ある程度記事を書くことに慣れてくると、「記事を書くスピード」が気になりますよね。
基本的には、
- 画面上のメニュー
- キーボードショートカット
などを活用するだけで十分なんですが、実は、まだまだ効率化できる余地があります。
そこで今回は、WordPressでサイトを運営している方に向けて、効率良く記事を書く方法をいくつかご紹介します!
Markdownで書く
スマホ投稿時には特に便利な方法ですが、WordPressは「Markdown(マークダウン)」という入力方法が使えます。
- 見出し
- 引用
- リスト
の3つはプラグインなしで入力でき、プラグイン(JP Markdown)を導入すれば、「リンクの設定」や「太字」など、すべてMarkdownで入力可能になります。
以下、参考までにデフォルトで使えるものを紹介します。(登場する記号はすべて半角です)
見出し
「#」+「文字」+「enterキー」で見出しを入力できます。
<!-- 見出し2 -->
##見出し
<!-- 見出し3 -->
###見出し
<!-- 見出し4 -->
####見出し
引用
「>」+「文字」+「enterキー」で引用になります。
>これは引用です。
番号なしリスト
「-」+「半角スペース」「文字」+「enterキー」で番号なしリスト(ul)になります。
- リスト
リストはenterキーを押した分だけ増えます。
番号ありリスト
「1」+「.」+「文字」+「enterキー」で番号ありリスト(ol)になります。
1. リスト
番号なしリストと同じく、enterキーを押した分だけ、2つ、3つとリストが増えます。
テンプレートプラグイン「TinyMCE Templates」を使う
WordPressには、
- ショートコード
- クイックタグ
などの便利な機能がありますが、直感的に記事を書くなら、テンプレートプラグイン「TinyMCE Templates」の導入がおすすめです。
これは、HTMLコードをテンプレートとして登録できるプラグインで、ボタン1つで長いコードも簡単に追加できるという便利なものです。
例えば、こんな吹き出しも簡単に追加できます!
使い方などは、下記の記事でご紹介しているので、「ショートコードだとなんだかわかりづらい」なんて方はぜひお試しあれ!
↑これもそのプラグインで追加しました。
アプリを使う
使い勝手がすこぶる悪いと評判のWordPress公式アプリですが、今はけっこう改善されているようなので、スマホで記事を書いている方はアプリを使うのも1つの選択肢です。
ただ、セキュリティ対策として「Google Authenticator」を導入している場合はアプリが使えません。(執筆時点)
アプリ版だと、WordPressプラグイン「Google Authenticator」を入れてるとログインできない。 #WordPressメモ
— シェフ (@chef_moriawase) 2017年3月6日
まとめ
今回ご紹介した方法だと、タッチタイピング(ブラインドタッチ)ができなくても効率的に記事が書けます。
特に、Markdownは、キーボードショートカットよりも便利なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?