Googleアドセンス広告をサイト内に掲載している場合、絶対に注意しなければいけないのがポリシー違反。
- ラベル(見出し)の表現が紛らわしい
- Googleアドセンス広告の設置数がコンテンツに対して多い
などにも細心の注意を払う必要がありますが、最も気をつけなければいけないのが不適切なコンテンツの公開です。
不適切なコンテンツとは?
多くの方が感覚的には理解していると思いますが、不適切なコンテンツとは、下記のような「法律、条例、規則、公序良俗に違反しているコンテンツ」です。
- アダルト向け
- 成人向け
- 著作権で保護されているコンテンツ
- 暴力的なコンテンツ
- 誹謗中傷的なコンテンツ
この基準がよくわからなければ、「誰が見ても問題ない内容かどうか」だけを意識すれば問題ないでしょう。もちろん、好き嫌いの話ではありません。
サイト内に不適切なコンテンツがあるかどうか確認する方法
ただ、中には、「え!これもポリシー違反なの!?」と思ってしまう記事や、修正対象なのに見逃している記事がサイト内にあるかもしれません。
そんな時は、下記の方法で不適切と思われる記事があるかどうか確認しましょう。
セーフサーチをオンにする
まずは、不適切なコンテンツを検索結果から除外できるセーフサーチという機能を使う方法。
セーフサーチ設定を使用すると、Google で露骨な表現(ポルノなど)を含む検索結果をフィルタリングできます。セーフサーチは 100% 正確なものではありませんが、露骨な表現のコンテンツを除外できます。
使い方
- 検索窓に「site:自分のサイトのURL」と入力
- 設定→「セーフサーチをオンにする」をクリック
- オンオフ前後で、検索結果の件数が変わっているか確認
セーフサーチをオンにして検索結果の件数が減ったら、サイト内に不適切なコンテンツがあるということです。
キーワードを含めて検索する
「セーフサーチではフィルタリングされなかったけど、なんだか心配だなぁ」という方は、キーワードを含めて検索するのもおすすめです。
やり方は、「site:自分のサイトのURL 〇〇」と検索するだけ。
例えば、「site:https://fantastech.net 漫画」と検索すると、タイトルはもちろんのこと、本文からも探し出してくれます。
キーワード例
例えば、下記のようなキーワードで検索してみましょう。
アダルト コンテンツに関する違反を見つけるための検索例
- site:publisher_site.com セックス
- site:publisher_site.com エロ
- site:publisher_site.com デート クラブ
著作権に関する違反(違法なファイル共有など)を見つけるための検索例:
- site:publisher_site.com DVD リッピング
- site:publisher_site.com ストリーミング
- site:publisher_site.com 視聴 無料
禁止されている物品や違法物の販売に関する違反を見つけるための検索例:
- site:publisher_site.com タバコ
- site:publisher_site.com ライフル
- site:publisher_site.com ヘロイン
ギャンブルに関する違反を見つけるための検索例:
- site:publisher_site.com ポーカー
- site:publisher_site.com ブラックジャック
- site:publisher_site.com テキサス ホールデム
画像検索も重要
また、文字だけでなく、
- 肌の露出度が高い画像
- 暴力的な画像
などがないかどうか確かめるために、画像検索もしてみましょう。
これは、当サイトの画像を検索した結果ですが、その精度の高さがわかると思います。
画像だけでなく、YouTubeなどの動画もヒットします。グラビアアイドルの動画などを埋め込んでいるページなどもポリシー違反になるはずので、ご注意ください。
まとめ
アドセンスが停止になるかどうかも重要ですが、サイトの運営者がもっとも意識しなければいけないのは「ユーザー保護」です。
そもそもアドセンスを利用していなければ別ですが、利用する以上は、ポリシーに準拠した記事作成を心がけた方が良いかもしれませんね。