自分の好きなことや得意なことについて発信するWEBサイトやブログ。
最も気になるのはアクセス数(PV数)だと思いますが、それと同じくらい「収益化」について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
特に、当サイトのように複数の種類のコンテンツを発信しているサイト(俗に言う「雑記ブログ」)の場合、どんな記事で収益化できているか気になりますよね。
例えば、料理が好きでレシピ記事多めのブログを更新しているのに、収益に貢献している記事が、実は「ダイエット関連の記事」だった…なんてことも十分考えられます。
そこで今回は、自分のサイトの収益化に貢献しているのがどんな記事なのか、探す方法をご紹介します。
活用ツールはGoogleアドセンス
まず、今回の方法では専門的なサービスやツールは一切使いません。そして、ABテストのように地道にデータを収集して比較するわけでもありません。
活用するのは「Googleアドセンス」のデータです。ポイントは、下記の2点。
- アドセンスの利用期間が長ければ長いほど精度が高くなる
- たくさんの種類(複数カテゴリ)の記事を書いた方が精度が高くなる
アドセンスを利用し始めて数日しか経ってない、似通ったジャンルの記事しか書いてない、などの場合は当然、今回の方法が使えません。というか、そもそも使う意味がありません。
「カテゴリ問わず記事を書いているけど、自分のサイトで収益化に向いている記事は何だろう?」という悩みを解決するために効果的な方法です。
収益に貢献している記事カテゴリの探し方
では、実際にどうやって探すのか具体的な方法をご紹介します。
まず、Googleアドセンスの管理画面にアクセスし、広告の許可とブロック→コンテンツ→すべてのサイト(もしくは、自分のドメイン)と進みます。
すると、
- 許可またはブロック
- カテゴリ名
- 広告表示回数の割合
- 収益額の割合
- ブロックされたサブカテゴリ数
の項目がある画面が表示されます。
ここで重要なのは2〜4の項目。
カテゴリ名 | 広告表示回数の割合 | 収益額の割合 |
AAA | 〇〇% | ××% |
BBB | △△% | □□% |
- どの広告が表示されているか(カテゴリ名)
- 広告がどのくらい表示されているか(広告表示回数の割合)
- 収益はどのくらいあるか(収益額の割合)
というデータが収集できます。
つまり、広告表示回数の割合が多いのに、収益額の割合が少ない広告カテゴリがあった場合は上手く収益化できていないと言えますし、その割合が逆であれば上手く収益化できていると言えます。
(広告のクリック数が少ないのか、クリック数が多いのに広告の単価が低いのかは、他のデータを見る必要があります)
収益率を高めるにはどうすればいいのか
さて、先ほどのデータから、自分のサイトに合っている記事(あくまでも収益化に関して)がわかりましたが、その後についても考えてみましょう。
収益率が高い記事を書く頻度を高める
まず、最も簡単なのは、収益率が高い種類の記事を書く頻度を高めることです。
例えば、広告の表示回数の割合よりも収益額の割合が多い広告カテゴリがあった場合、それがそのサイトにとって相性の良い記事とも言えますよね。
広告に対してのクリック数が多いのか、単価が高いのか、どちらにしても収益化の面では上手くいっています。
収益率を改善するために記事をリライトする
一方で、どうしてもそのカテゴリの記事を書きたい、書かなければいけないという場合は、収益率を高めるために、記事を手直し(リライト)するという選択が良いでしょうか。
内部リンクの見直しをしたり、ピックアップ記事を表示して露出を高めたりすると、さらに効果がありそうです。
収益率の悪い広告カテゴリをブロックする
これが本来の使い方なんですが、収益率の悪い広告カテゴリをブロックすることで収益率を高めることができます。
ただ、ノンジャンルのコンテンツがあるサイトであれば、リターゲティング広告の良さを失ってしまうことにもなるので注意が必要です。
まとめ
収益率が良いということは、ユーザーにしっかり訴求できているはずなので、そういった記事をどんどん増やしていけば、上手く収益化できそうですよね。
こういった詳細なデータがわかるツールもあまりないので、一度アドセンスの管理画面内で確認してみてはいかがでしょうか?
以上、ご参考までに!(`・ω・´)ゞ